2011年6月23日木曜日

夏至というものは

 6月22日は夏至。暦の上では夏を折り返し、遠くの冬に向かって進み始める日。といっても、東京は、今年初めての真夏日。やっと真夏のスタートにたったばかり。

 夏至は、夏が短く冬の長い北欧では特別なお祝いの日のようだ。そのせいか、「夏至」という言葉には、少し西洋の響きがする。逆に言うと、日本の季節の中ではぴんと来ない日だ。冬至はゆず湯に入るとか、南瓜を食べるとかあるけれど、日本の夏至には(知る限り)何の風習もない。

 「夏至」はもちろん夏の季語だけれど、その季節感の薄さには、俳人たちも手こずっているようだ。高浜虚子をしてこのゆるさ。  
 
夏至今日と思ひつつ書を閉ぢにけり

本を読みながら、「今日は夏至だったなあ」とちょっと思った、ということだろうか。この実感のなさが、実感なのかもしれない。(詩人の清水哲男さんによる解説や、そのほかの夏至の句はこちら

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 雨の翌日などは、苔がきれいな季節です。

 苔って、一度気になり始めると、至るところにあるんですよね。よく見ると、少しずつ種類が違うようだし、生える場所にも好き嫌いがあるらしい。同じ場所なのに、苔がたくさん生えている石と、そうではない石があると、どういう好みがあるのかとても気になります。

 苔の名前も覚えたい。

2 件のコメント:

ちびちび さんのコメント...

こちらでの「夏至」は、日本でのお正月級(気分的に)のお休みのようです。夏と言っても、北海道と同じく、30度を超す日が1カ月のうち何度あるのか。夏は気温の高さより、太陽の光を楽しむ季節のよう。確かに「夏至」の日まで、面白いほどの勢いで、暗闇の時間が減っていきました。

だから「夏至」は、最大日照時間を謳歌する日、という感じみたいです。

熊谷玲美(Remi Kumagai) さんのコメント...

>ちびちびちゃん
フィンランドはほんとにそうなのですね!「最大日照時間を謳歌する日」というのに納得です。夏を楽しんでくださいね!