2017年5月22日月曜日

久しぶりに多摩川

ブログもかこう書こうと思いつつ、しばらくは仕事づけの毎日で、3月末に行ったフィンランドのこともいつになったら書けるんだろう、時間ができたらなんていうけど、時間ができることなんかなくて、とにかく何か投稿しよう・・・

今日の多摩川の夕暮れ。


なにかかっこいいこととか素敵なこととか書こうと思うから駄目なんであって、誤字脱字はできるだけ少なく、公序良俗に反していることは書かないようにして、あとはとりあえず書いてみよう。

これは先週の夕暮れ。多摩川のマイ定点観測ポイント。


ということを考えたのは、THE MUSIC PLANT野崎さんの数日前のブログ記事と、そこで紹介されてたこのブログを読んだせいです。
完璧に仕上げるまでとかいってるから
何もできないまま
あれもこれもやりたいといって
終わってしまう。http://kasakoblog.exblog.jp/23811152/
なんて、ぐさりとささりすぎて起き上がれない。あれしたいとかこれしたいとか宣言するばかりの自分を反省。

今度こそ続きますように。

2016年11月9日水曜日

「サウンド・オブ・レボリューション」&ナヌークミニライブに行ってきました

ドキュメンタリー映画「サウンド・オブ・レボリューション - グリーンランドの夜明け」を見ました。1970年代、初めてグリーンランド語で歌い、デンマークからの自治権獲得にも影響を与えたと言われるバンド「Sumé(スミ)」 についての映画。


スミの音楽は、歌詞は強く社会について語りつつ、 メロディーはその時代らしいブリティッシュ・ロック(グリーンランドの伝統音楽の影響もあるようですが)。メンバーがデンマークへの留学中に活動していたので、デンマークでのライブシーンがたくさん出てくるのですが、あそこで踊っていたデンマークの若者には、グリーンランド語のメッセージはどのくらい伝わっていたのかなあ。 

政治的なメッセージを持ったsumeの曲が今のグリーンランドでも古くなっていないというのは、 社会問題がいまも変わらずに続いているからでもあるけど、 自分の住む社会について歌うことがそれだけ普遍的で、誰にでも響くってことなんだろうと感じさせられました。
(トランプ勝利のニュースを見ながらこれを書いているので、余計に複雑な気持ち)
「サウンド・オブ・レボリューション」は、トーキョーノーザンライツフェスティバル2017でも上映予定。

そして映画のあとは、今のグリーンランドをグリーンランド語で歌うナヌーク(Nanook)のミニアコースティックライブ。映画から引き続き、最前列でした。今回は兄弟であるメンバー2人での編成でしたが、来年2月にはバンドで来日するそうです






英語でのステージだったけど、二人の間はグリーンランド語で、それが少し聞こえてよかったです。スミと同じように、ナヌークを聞いていても、言葉と音楽というのは一体なんだというのが感覚としてよくわかります。彼らの言葉はわからないけど、メロディーと同じように耳に入ってきました。
とても素晴らしいイベントでした。実を言うと今回のイベントは、わたしの中での勝手な「北極強化期間」(なんじゃそれって感じですが)の一環。そもそもは、ナヌークのプロモーターであるMusic Plantの野崎さんがグリーンランドに出張してるブログをみて、「グリーンランドの音楽?」と興味を持ったのがきっかけ。ほかにも野崎さんのおすすめ本を読んでみたりして。野崎さん、北極が来てますよね!

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グリーンランド語について調べてみたら、こんな動画が。

グリーンランド語、 おもしろい!(とても難しそうだけど!)

2016年6月4日土曜日

タイトル変えました

すっかりほったらかしでした。このブログは見た映画や読んだ本、音楽、旅行、フィギュアスケート(!)など日々の楽しみの備忘録、あちらのブログは仕事用と、分けます。そこでタイトル変えました。

3 Things は大好きなJason Mrazの曲です。

2015年1月1日木曜日

2015年

あけましておめでとうございます。2015年もどうぞよろしくお願いいたします。

久しぶりに初詣でおみくじ引きました。末吉なのはともかく、「問題点を見極め、早めの対処が大切」というところに、どきりとしました。2014年はまさにそんな感じでした…

今年はもっと本を読んだり、映画を見たり、インプットの年にしたいですね。ひとまずは、仕事か一段落したら、「インターステラー」見に行かねば。

2014年で良かったのは、翻訳関係のイベントに少しずつ参加し始めて、いろいろな方と会えたこと。3月には翻訳フォーラムのオフ会、6月にはJAT(日本翻訳者協会)のIJET(I英日・日英翻訳国際会議)に参加しました。これまでは主に翻訳学校つながりで、ノンフィクション出版翻訳のつながりはあったのですが、いろんなジャンル・地域のかたにたくさんお会いできて、世界が広がりました。後半は、忙しさを理由にイベントに行けないことが多かったので、2015年はもっと積極的に出かけるつもりでいます。

趣味では、11月のJason Mrazのライブが忘れられません。今も毎日聴いてます。本当にこのライブは行って良かった。このツアーはライブアルバムにしてだしてほしいくらいです。


(今回のツアーからの一曲)

12月には、「Christmas On Ice」。 ソチオリンピックの前から、またフィギュアスケートをテレビなどでしっかり見るようになって、ついに、フィギュアスケートのショーを見ました。テレビや動画で見るのとは当然違って、リンク全体の使い方とか、スケーティングのスピードとかがわかって、面白かった。はまりそうです。


(一番応援しているJason Brown選手。この動画を見て、子どもの頃以来のフィギュアスケート熱が復活しました)


2014年3月19日水曜日

映画『ドストエフスキーと愛に生きる』

 映画「ドストエフスキーと愛に生きる」を見てきました。ドストエフスキーのドイツ語への新訳に取り組む84歳の翻訳家、スヴェトラーナ・ガイヤーの日々を追ったドキュメンタリーです。

↓予告編




 翻訳とはなにか。「翻訳は左から右への尺取り虫ではない」。テクニカルな面を越えたスヴェトラーナさんの思いがあふれる作品でした。こまかく描かれる翻訳作業の様子も、翻訳者ならはっとさせられるはず。
 
 一方で、ウクライナ・キエフに生まれ、ソ連と(ウクライナを占領した)ドイツのあいだで揺れ動いた人生をふりかえる場面も、クリミア半島の問題がある今見ると、複雑な思いになります。歴史というのは個人のものであり、一通りではないのですね。
 
 一語一語を丁寧にえらび、ロシア語とドイツ語の単語の間にある「翻訳できないなにか」を考える翻訳作業の様子も、とても興味深いものでした。未熟とはいえ、同じ「翻訳家(者)」を名乗るものとして、身の引き締まる思いです。

 細かい部分でとてもきになったのは、スヴェトラーナさんの仕事机。上の予告編でも出てきますが、窓の前に大きな机がひとつおいてあって、その向こうに明るい森が見える。ああいう大きな机で仕事をしたいです。早速、大きな机の購入を検討中。

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 見に行ったのは、渋谷アップリンクという小さな映画館。今回の上映は、3つあるうち、座席数が40席の小さなシアター「UPLINK X」。前のほうにゆったりした一人がけソファー、後ろのほうにそれより小さな椅子があり、(空いていたので)何種類かの座席から好みのものを選べてとてもよかったです。

 前方のソファー席に座ったところ、深く沈み込むような感じで、同行の友人は心地よすぎて上映後立ち上がれなくなっていました。ぜひまたここで映画を観たい。