2011年6月18日土曜日

梅雨のことば

 梅雨まっただ中。梅雨と言っても、あまり雨が降らない年もあるけれど、今年はしとしとと雨が続いて、とても梅雨らしい。

 北海道育ちなので、「梅雨」は知らないものだった。もっとひたすら雨が降り続けるものだと思っていたけれど、強い雨が降る日もあれば、霧雨の日もあり、からっと晴れる梅雨の晴れ間もあって、意外と変化に富むらしい、最近そうわかってきた。

 梅雨の言葉もいろいろある。栗の花が落ちる頃だから「墜栗花雨(ついりあめ)」。樹木が青々とする頃だから「青梅雨(あおつゆ)」。激しく雨が降ると「荒梅雨」。カビが多い頃なので「黴雨」とも書くらしい。梅雨も始まりの頃は気温が低くて「梅雨冷え」と言われるけれど、最後の頃は相当に蒸し暑い。

 雨が止んだ夜の空気もひんやりしていいし、昼間家にいて、雨が静かに降りはじめる音もいい。もうそろそろ蒸し暑くて大変になるけれど、梅雨は思っていたよりはいいかも。

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 梅雨空の下、いろいろな植物が育っています。

なんでしょう。南瓜に似た花が咲いています。

ズッキーニでした。美味しそう。

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