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2012年4月26日木曜日

年上の部屋

3月に住居兼仕事場を引っ越しました。たった400mの近場の引っ越しでしたが、手間は同じ。おかげで身軽になりました。広さは今までの2倍弱、日当たりも良い部屋で、やはり一日仕事をしている場所の環境は大事なんだなあと実感します。

それだけ良くなって、家賃がそれほど変わらなかったのは、契約上の条件もあるのですが、なんといっても古い団地だということ。築年数が私よりも年上なのです。内装はリフォーム済みで住むには全く問題なし。共用スペースや、水回りに微妙に残る団地らしさがむしろ新鮮です。


浴室の窓。おそらく建築当時からのもの。

浴室天井にある配管。
工場萌えだけでなく団地萌えというのでしょうか、こんなページもあるんですね。そんな目で見ると、上の写真の浴室の窓とか配管はなかなか雰囲気があって、湯船の中からのんびり見上げたりするのもいいものです。そういう意味では、もう少し古い部分が残っていても良かったかもしれませんが、リフォームなしでも住もうと思ったかというと、その自信もないのです。

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 おまけ。窓はこんなふうに開きます。

2012年2月27日月曜日

なじみの川辺

風はまだ冷たいですが、川は春です。


 枯草の下から、若緑の草が萌え出てきました。


 泥の上には、鴨のものらしき足跡(みずかき跡?)がたくさん。

 今の部屋から川までは1分。新しい部屋は、川から遠ざかる方向に400mの場所で、この川辺もまだまだ散歩圏内。すっかりなじんだこの川辺からは離れたくなかったので、近所で新しい部屋が見つかって本当に良かったと思います。

2012年2月25日土曜日

フリーランサー、審査される

ワタシも引越しです。

 3月に引っ越すことになりました。

 しばらく前から、日当たりの良い部屋に移りたいとおもって、近所の団地(全戸南向き)を狙ってました。良い部屋が見つかったのが2月始め。内見して、2日だけ考えて、決めました。ずっといろいろ探していたのに、決まるときはあっという間です。そういうものですね。

 引越しは、旅行みたい。いろいろ目的地を探して、日程をあれこれ立てているときがかなり楽しい。「この部屋に住む!」と決めてからは、家具の配置(特に仕事場の)をあれこれ考えるのが楽しくて、夜寝ようとしても間取り図が頭に浮かんでしまって眠れないほど。

 ただ、いざ契約となるとちょっとした問題が。サラリーマンの時は形式的だった「審査」が、個人事業主になると厳しくなるんです。収入証明(確定申告書)を出した年がたまたま収入の少ない年で、問題発生。通常の連帯保証人ではなく、保証会社を利用するなら、と言う条件つきで認めてもらいました。同時に進めてもらっていた家賃値下げ交渉がうまくいったため、保証会社の費用は値下げ分で相殺できたので良かったのですが。

 改めて、サラリーマンの社会的信用の大きさを実感しました。フリーランスの場合は定期的な収入よりも、きちんとした仕事の実績という「信用」を認めてくれるといいんですけどね。会社だって無くなる時代、フリーランス=不安定、という図式はなりたたないし。

 逆に、収入のとても多いフリーランスの人が不動産を借りようとするとどうなるのか。サラリーマンより稼いでいても、「定期的な収入」がないとだめなのかどうか。 (ばーんと稼いで自分でためしてみれたらいいんですけどね、はは・・。)

 そんなことで半日ほど憂鬱でしたが、無事部屋も契約できたのですっきりです。がんばって働かなくてはね。

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余談。この件をめぐる、友人との会話。

わたし「1億円持ってても、定期収入がゼロだったら、部屋を貸してくれないのかな!」
友人 「…ていうか、1億あったら家買うってば」

自分が不動産を買うことは一生ないような気がしてきました。

2012年1月2日月曜日

迎春


みなさんの2012年がいい年になりますように。

 すっかり間隔が空いてしまったこのブログ。今年こそ!と誓うのも、もはや恒例なのですが。Facebook(FB)やTwitterもある中で(どちらもやってますが)ブログをやる意味を考えてみると、少しまとまった形で自分の身の回りのことを記録して、それを伝えたい、ということかなと思います。

 ひとりで仕事をしていると、どうしてもぼんやりと日々を過ごしてしまいがちです。昨年を振り返ってみると、もっと毎日の時間を大切にできたのではないかと悔やむばかりです。

 一方で、フリーランスになって5年目になり、少しずつ仕事の方向性も出てきました。そんな近況などもすこしずつ報告していきたいです。
  
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 年末年始は札幌の実家にいます。実家にいると、なぜか時間が過ぎるのがゆっくり。家族につられて早起きになるから、一日が長いのでしょうか。今年初めて、箱根駅伝のスタートを見ました。東洋大の柏原くんはやはりすごかったですね。

 家族は魚介類が大好きなので、帰省すると魚づくしです。

 オホーツク産?の牡蠣。小さめだけど美味でした。蒸して食べました。

 仕事は持って帰らない!と家族に宣言してあったのですが、確定申告の準備や、ちょっとした仕事はしています。まったく仕事をしない、というのはどうにも不安です。

2011年7月2日土曜日

節電?

 7月になりました。もう1年を折り返してしまった。早いですね。

 節電節電と聞こえてきますが、もともとエアコンが苦手なので、ほとんど扇風機だけでがんばっているので、何をどう節電していいか・・・という感じです。

 とはいえ、ここ数日急に暑くなって、昼間の時間はエアコンの誘惑にかられるので、思い切って「遊牧仕事」に出ることにしました。家にいないのが節電になる気もします。

 昨日行ったマクドナルドも、今日行った近所の図書館も、確かに去年よりは冷房を控え気味でしたが、家に比べればずっと涼しい。長くいるにはちょうどいいくらいです。同じように暑さを避けてきている人が多いかと思ったら、そうでもなく。今年の夏は、こうやって外で仕事をしようかと思います。

 それにしても、テレビで地下鉄の冷房を数時間止める、というのをやっていましたが、大丈夫なのでしょうか。

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 7月は、いまのところ大きな仕事がないので、パソコンのメンテナンスと、いらない資料の片付けをするのが目標。使っていたノートパソコンのデフラグとかをしたら、いきなり動きが軽くなりました。4年間、一度もしていなかったのが良くなかったのか…。仕事道具のメンテナンスも仕事のうちですね。反省。

2011年6月17日金曜日

ルクルーゼ大活躍

 4年前に勤めを辞めたとき、職場の皆さんがくれたのがこちら。


ルクルーゼのお鍋。

「自宅でのお仕事で料理が多くなるでしょうから」というのが理由。勤め人時代はほとんど料理をせず、正直なところ、それほど料理好きでもなかったので、ルクルーゼを知りませんでした。人気があるお鍋だと知ったのはもらってから。

 今、このルクルーゼが大活躍です。

 米を炊くのに。(ご飯がおいしそうに撮れなかった・・・)

 鉄でできているルクルーゼは、お米がとってもおいしく炊けます。炊飯時間も40分弱(蒸らし時間含む)と、それほどかからない。火加減も意外と簡単です(私ができるくらいだから誰でもできるはず)。

 何よりおいしい。以前は小さな3合炊きの炊飯器で炊いていたのですが、ルクルーゼで炊けるようになってからは、炊飯器使うのを止めました。ごく普通のお米ですが、つやっつやに炊けます。

 炊き方はあちこちに載っていますが、私のやり方はこれ。

 ・米1合に対して、水1カップ強。(20センチの鍋には3合がちょうどいいらしい)
 1)まずは中火。(沸騰するまではふたを空けてもOK)
 2)沸騰したらごく弱火に。ふたを開けずに12分。
 3)火を止めて、ふたを開けずに15分蒸らし。
 4)ふたを開けて、全体をふっくら返して、できあがり。

 多少おおざっぱにやってもだいたいうまくいきます。たいしたおかずがなくても、おいしくご飯を炊いただけで、ちゃんとした食事になるので大助かり。

2011年6月12日日曜日

音楽なしでは働けません

 ひとりで仕事をしていると、サラリーマン時代と違って自由に音楽を聴けるのがうれしい。音楽なしでは仕事ができない!といったほうがいいかも。

 よく聞いているのがInter FM。洋楽中心だし、音楽が多めで、しゃべりがうるさくない。ただ、いまの部屋では電波を拾いづらいのが難点。パソコンでラジオが聴けるRadiko(ラジコ)のお世話になっています。基本的に、自分の住んでいるエリアのFMとAMラジオが聴ける。ラジオ好きとしては大助かりです。

 仕事がちょっと煮詰まってくると聞くのが、ノルウェーの国営放送NRKのネットラジオ。英語すらうるさく聞こえるときに、のどかなノルウェー語の響きはちょうどよいリズムを作ってくれる。意味が分からないのがかえっていい。ほかの言語も試してみたのだけれど、ノルウェー語のリズムがなぜか一番。遠くに旅しているような気になります。

 仕事中だけでなく、ちょっとした旅行のときなどにiPodで音楽を聴くのに役立っているのがこれ。



 携帯スピーカー。小さいながらも、枕元で一人で聴くには十分な音が出ます。なによりもいいのは小さくなること。



 折りたたむと丸くなります。こういうロボット、何かにありましたよね。

2011年6月8日水曜日

カメを寝かしつける方法

 ちょうどフリーランスになった年から飼っている、クサガメの「ばしょう」(推定メス)。カメというのは静かでゆっくりしている・・というのは、完全な思い込みでした。腕力が強いので、水替えの途中に浅い入れ物に入れると平気で脱走するし、気が向けば(?)水の中で何時間もバチャバチャ泳いでいるし、朝はエサをくれとがたがた騒ぐし…。

 そして飼われているせいかもしれないけれど、意外と夜更かし。ケースから脱走しようと、がたがたうるさい。下の階の人に響くんじゃないかと心配だけれど、寝なさいといって通じるわけもなく。明るいかと思って電気を消しても、真っ暗な中で暴れ続けます。仕事で疲れていても、寝かせてくれない。どうしよう・・・。

 ある晩、もしかしてと思って、水槽の中に少しだけお湯を足して水温を上げたら効果ありでした。水の中に戻したら、数分で寝てしまうのでびっくり。あんなに騒いでいたのに…。

 というわけで、寝ないでうるさいカメにお困りでしたら、少し水温を高くしてあげれば寝付きます。お試し下さい・・・。

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カメの飼育本はいろいろ出ていますが、こんな本もあるのです。



カメを飼う身としては、「家庭医学」ということばに何の違和感もありません・・。

2011年6月6日月曜日

路線バスが好き。

 私の自宅兼仕事場は、最寄り駅から徒歩20分はあるので、しょっちゅう路線バスに乗る。基本的に乗り物は何でも好きだけど、その中でも路線バスはかなり好きな部類に入ると思う。天気の良い日も、雨の日も、知らない人たちみんなが小さな車内で一時過ごす、あの雰囲気が好き。

 運転手さんもさまざまで、お客さんが席に着くまで絶対に発車させない人もいれば、停車しないうちにドアを開け、あっという間に発車させる人もいる(たぶん、時刻表より遅れてるせいだと思うけれど)。親切な運転手さんは名前を覚えておこうと思うのだけど、意外とすぐ忘れてしまうのが残念(同じ運転手さんにあたらないのかもしれない)。

 旅行に行っても、路線バスに乗ってみる。南信州に行ったとき、市内循環バスがワンボックスカーの乗り合いバス方式で驚いたことがある。山間の狭い道を通って、市内のあらゆる集落を巡るので、普通の路線バスでは大きすぎるらしい。なかなか歩いては行けない、上の方の集落まで見ることができたので良かった。

 今日は仕事で、隣の世田谷区までバスを2本乗り継いでいった。幸いどちらも小田急バスだったので、これが便利。



 1日フリーパス。これで1日小田急バスは乗り放題。一回のバス代が210円なので、3回乗った時点で元が取れる。今日のように、バスを乗り継ぐときには助かる。

2011年6月3日金曜日

隣町

 今日、多摩川のサイクリングロードを自転車で走っていたら、遠くに煙が。隣町で火事らしい。しばらく、土手から煙を見守る。

 火事は困るけど、この「隣町」という言葉は好き。札幌は街が大きすぎて、「隣町」(小樽?江別?)は遠かった。「ちょっと隣町まで」という言葉の雰囲気に、ひそかに憧れていた。

 多摩地域は、それぞれの市が割と小さめで、それでも市の単位でのまとまりはあるので、「隣町」という言葉がぴったりする。「隣町の図書館に行く」とか、のどかな感じがする。

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 今日おかしかったこと。


うちの亀の餌、定番の「テトラレプトミン」。「抜群の美味しさ!」って(笑)

2010年2月13日土曜日

昔の自分に感謝

昨年末に、PCが壊れました。起動の途中で再起動して、無限にループしてしまうんです。Windowsロゴが出るので、惜しい感じはするのですが、どうにもならない。

年明けにプロバイダの修理サービスに来てもらって、ソフトウェアのエラーだったことが判明。再インストールとなりました。人生初のOS再インストール。

しかし、データ面での被害がほとんどなかったのです。

・ 仕事に必要なデータは、オンラインのストレージサービスでバックアップを取っていた。(→JustSystem InternetDisk
・ 重要度が低い過去データは、PC内の別のドライブに保存してあった。これは消えなかった。
・ メールはバックアップのために、1年以上前からGmailにすべて転送していた。
・ 写真もほとんど外付けHDDに保存していた。

「あのデータは消えちゃってたかな」と不安になっても、探せばどこかにちゃんと出てきて、「昔の自分、ありがとう!」という気分。

昨日は確定申告の作業をしていて、昨年までの帳簿類(青色申告・複式帳簿なので)のプリントアウトをしていなかったことが判明。去年の帳簿がないのは大変まずいです(私のところに税務署の調査がくるとは思えませんが)。かなり気落ちしていたところ、バックアップしていたデータの奥の方に会計ソフトのバックアップデータが。帳簿類は無事に完全復旧できました。

SFで、タイムスリップして昔の自分に実際に会うシーンがよくありますが、あんな気分です。自分がパソコンに向かって「これも一応保存しておこう…」と考えているシーンが見える、そのくらい、昔の自分に感謝です。

2010年1月2日土曜日

新年あけましておめでとうございます。

2010年になりました。
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

すっかり間隔が開いてしまったこのブログですが、見てくださっている人もいるようなので、今年はもう少しきちんと書きたいと思います。
少なくとも近況報告になる程度に。

フリーランスになって丸3年がたちました。これまでは、溺れないように必死で水をかいているような状態でしたが、そろそろ、長い目で見てどこに泳いでいきたいのか、そのためには何をしなければいけないのか、ということも考えたいと思っています。

「新年の目標」とたてるとだいたいすぐに忘れるので、今年は「キャッチフレーズ」でいきいます。

「じゃんじゃんやる」



「勉強する」

です。

2009年7月19日日曜日

独立の誤算

フリーランスになって、2年半。おかげさまで仕事もほぼ途切れることなく(たまに1週間くらい空くのも、ちょうど良い感じで)マイペースで楽しく仕事しています。

独立は、自分ではずっと考えていたのですが、当然周りの人には言っていなかったので、退職する時にはかなり驚かれました。いまでも元の職場の人にはちょくちょく会うのですが、「辞めて大変なことはない?」とか、「後悔してない?」とか聞かれます。

まったく後悔はなく、申し訳ないほど辞めて良かったと思っているのですが、1つだけ誤算が。

自宅でのフリーランスは、夏が暑い。

ビルの中のオフィスがどれだけ完全空調だったか、ということです。小さなマンションの一部屋は、朝はあっという間に暑くなり、夜はいつまでも暑い。暑い中、家のこともしなくてはいけないし。

仕事の効率にも差し支えるので(という名目で)真剣に引越を考えているところです。