2010年2月13日土曜日

昔の自分に感謝

昨年末に、PCが壊れました。起動の途中で再起動して、無限にループしてしまうんです。Windowsロゴが出るので、惜しい感じはするのですが、どうにもならない。

年明けにプロバイダの修理サービスに来てもらって、ソフトウェアのエラーだったことが判明。再インストールとなりました。人生初のOS再インストール。

しかし、データ面での被害がほとんどなかったのです。

・ 仕事に必要なデータは、オンラインのストレージサービスでバックアップを取っていた。(→JustSystem InternetDisk
・ 重要度が低い過去データは、PC内の別のドライブに保存してあった。これは消えなかった。
・ メールはバックアップのために、1年以上前からGmailにすべて転送していた。
・ 写真もほとんど外付けHDDに保存していた。

「あのデータは消えちゃってたかな」と不安になっても、探せばどこかにちゃんと出てきて、「昔の自分、ありがとう!」という気分。

昨日は確定申告の作業をしていて、昨年までの帳簿類(青色申告・複式帳簿なので)のプリントアウトをしていなかったことが判明。去年の帳簿がないのは大変まずいです(私のところに税務署の調査がくるとは思えませんが)。かなり気落ちしていたところ、バックアップしていたデータの奥の方に会計ソフトのバックアップデータが。帳簿類は無事に完全復旧できました。

SFで、タイムスリップして昔の自分に実際に会うシーンがよくありますが、あんな気分です。自分がパソコンに向かって「これも一応保存しておこう…」と考えているシーンが見える、そのくらい、昔の自分に感謝です。

2010年2月5日金曜日

明日をどこまで計算できるか?



先月発売になった共訳書「明日をどこまで計算できるか?――「予測する科学」の歴史と可能性 」ですが、今日の時点で、amazonの「科学読み物」のランキングで5位。全体でも1,513位と結構上の方にいます。「科学読み物」ランキングでは、前後に福岡伸一先生の本があったりして、その中にあるとちょっとどきどきします。

発売日(翌日だったかも)に書店に行ってみると、レジの前の新刊コーナーに平積みに。どきどきしながらちょっと離れて見ていると、手にとってレジに持って行く人が!柱の影から怪しく見つめてしまいました。初めてのことです。

内容はこんな感じです。
天気予報は本当に当たるようになったのか?リーマン・ショックのような事態がいまなお起こるのはなぜか?予測をめぐる科学の発展史をおさえつつ、依然として困難に満ちたその営みの最前線を紹介するポピュラー・サイエンス。


いまだに「明日を」を「明日は」と間違えてしまうんですが。

2010年2月4日木曜日

[ことばメモ]back problem

このところ、日本にやってくるアメリカ人グループのコーディネーションの仕事をしています。

スピーキング力の稚拙さを痛感してばかりですが、やはり生きた言葉に接している楽しさがあります。今日の出来事は、「楽しい」といってはいけないのですが。

メンバーの一人(やや年配)からメールが。日本に行けないかも、という話で、その理由が、

  I have a sudden severe back problem.

…一瞬考えましたが、これって「ぎっくり腰」ですよね。「急にひどい腰痛になった」んですから。

そう考えると、「ぎっくり腰」という日本語がシンプルかつわかりやすいことに感動します。