2010年6月30日水曜日

サッカー

すっかりワールドカップにはまりました。さきほど、日本はPK戦で残念ながら敗退。でも、サッカーより野球、という私をここまで夢中にさせてしまう、いい試合をいくつもしてくれました。まだまだ、決勝戦まで試合はありますよね。続けてみていきたいと思います。

そう、野球のことはそれなりにわかる(一応プレイヤーでもあるので)のですが、サッカーとなると、私の知識は「キャプテン翼」で止まっています。それでも、今回分かったのは、サッカーは「クリエイティブ」だということ。野球ではああはいかない。物理的な自由度でもあるし、プレーのバリエーションでもある。それが魅力だということが、今回初めて分かりました。

サッカー、面白いですね。味の素スタジアムが近いので、行ってみたくなりました。

ぐっときたのは、PKを外した駒野選手の号泣。悔し泣きするほど、夢中で何かをつきつめたいです。


はらはらして、とてもお酒なしでは見られず。自家製梅酒。

2010年6月27日日曜日

小さな生き物

梅雨晴れの休日、多摩川を散策してきました。夏の多摩川は本当に生き物が賑やかです。花も、草も、鳥も、虫たちも。人と自転車であふれるサイクリングロードを外れると、(人間以外の)生き物の世界です。

きれいな緑色の幼虫がいました。緑のグラデーションが赤い花の上できれい。

苦手な人がいると思いますので、虫が好きな人だけクリックしてください。



私の家のすぐそばで、こんなきれいなものが生きていて、それが人間のためにきれいなわけではない、ということに不思議な何とも言えない気持ちになります。

2010年6月20日日曜日

熊楠と三国志 

最近読んだ本。

梅雨に入って、コケとかキノコとかに興味が沸いてきました。これまで詳しく知る機会のなかった南方熊楠。江戸時代の人だと思っていたくらい、何も知らなかった(生まれたのは江戸時代ですが)。

「クマグスの森―南方熊楠の見た宇宙」熊楠の生涯や仕事を俯瞰できます。


粘菌(変形菌)も是非見てみたい。そう思って昨日、国立の森を歩いていたときに、粘菌を探そうと思って、じっくり見ていたら、ナメクジとか、カタツムリとか、キノコとか、ヤゴ(これは川辺ですが)とか、いろいろ見つかったのに、粘菌だけは見つけられなかった。写真でしか見たことがないので、正解を知らなかったのが敗因。

三国志にも手を出しました。30巻もあるんですねぇ…まだ6巻。


人徳とか野心とか、策略とか、いろいろ出てくるけれど、一番驚かされるのは、「体力」。年中、歩いているか戦っているかで、タフすぎます。

2010年6月14日月曜日

最近の仕事:カオスとアクシデントを操る数学

新しい本です。前回の本でもご一緒した松井さんとの共訳です。



カオスとアクシデントを操る数学 - 難解なテーマがサラリとわかるガイドブック
エドワード・バーガー/マイケル・スターバード(著)
熊谷 玲美/松井 信彦(訳)
早川書房:2010/06/24

前回の本もそうですが、とても面白い本を訳す機会をいただけて本当に嬉しいです。数学って面白い。

翻訳自体はもっともっと勉強しなければ。